経営・マーケティングコンサルタントの仕事術

経営・マーケティングコンサルタントによるブログです。採用や働き方、リモートワーク、ウェブマーケティング、経営改善などのノウハウや論点をわかりやすく紹介します。

鈴木利典さんのSEOセミナーに参加したら、コンテンツマーケティングの本を出すことになりました #できスタ

ウェブマーケティングやコンテンツマーケティングなど、社会に出てから新しいことを学ぶとき、どのようなアプローチをされますか?

ブログや書籍を読んだり、勉強会、セミナーを通じて専門家のノウハウを吸収するなど、いくつかの方法があると思います。

私の場合は、アフィリエイターの鈴木利典(鈴木こあら)さんのセミナーに出たことがきっかけで、このたび「できるところからスタートする コンテンツマーケティングの手法88」という書籍を出版することになりました。

新しいジャンルについての学び方から、書籍をまとめるプロセスまで、共著なので書けなかった巻末の謝辞に代わって、振り返ってみたいと思います。

BtoBのウェブマーケティング、成果を出す方法に悩んでいた

2年前の春、建築系のコンサル会社のマーケティング担当者として、ウェブ・PR・書籍・広報誌など、総合的な広報・マーケティングの施策の運用を行っていました。

ある程度、マーケティングの基本的なツールは整えることができ、3年目はより大きな施策を活用したいと考えていました。

これ以上、インパクトのある成果を出すためには、SEOかリスティング広告しかなさそう。
でも、コンサルティング会社なので、ターゲットがBtoB、サービス、しかも建設というマニアックな商材。

BtoBのオウンドメディアは成功事例も少なく、一緒に仕事をしていたウェブ制作会社さんも、BtoBでコンテンツマーケティングがうまくいくのかはわからないという状況でした。

SEO会社には、本物はいなかった

企業のウェブがまともに整備されてくると、見込客からの問合せが増えるだけでなく、SEO会社やリスティング会社からひたすら営業電話がかかってくるようになります。

また、こちらかも連絡を取るなどして、さまざまなSEO会社の話を一通り聞いてみましたが、どうやらSEO業界は地殻変動が起きていて、Googleのアルゴリズムが変わった現在では大きな専門性はないということがわかりました。

お話をうかがったSEOやコンテンツマーケティング系の会社の傾向は、以下のいずれかでした。
A バックリンクや内部施策、レポートがウリで、コンテンツは弱い(9割以上これ)
B コンテンツの制作や企画を丸投げできる

Aは話にならないとして、Bのコンテンツ制作を丸投げできる会社さんにも問題があることがわかりました。

コンテンツ作りには本当に苦労していたので制作からお願いできるならぜひと考えていたのですが、実際の進め方をヒアリングしてみると「建設」やBtoBによくある難解な知識について執筆できるライターはほとんどいないということでした。

難易度の高い商材は自分でコンテンツを企画・制作できる環境を整えなくてはいけないのだということだけはわかりました。

いちばん有益なノウハウを提供していたのが、アフィリエイターの鈴木さんのセミナーだった

SEO会社さんにいろいろとヒアリングしてみて感じたのは、自分のビジネスやマーケティングのノウハウに自信を持っているコンサルタントが本当に少ないということでした。

少し目線を変えて、もう少し広いレンジで、ウェブで集客につなげられる本当のプロがいないかを探していました。

いちばんまともなことを言っていたのが、「鈴木です。」のブログを運営していた、鈴木利典さんでした。

当時、鈴木さんは「プラス月5万円で暮らしを楽にする超かんたんアフィリエイト」を執筆し、かつSEOの専門家としてセミナーを開催されていました。

面白かったのは、鈴木さんは一歩引いて、SEOのさまざまな専門家を招いたセミナーをコーディネートされていたことでした。

結果が出ればなんでもいいという他のブロガーに比べて、黒いモノには黒という姿勢にも共感が持てました。

鈴木さんが当時開催されていたセミナーのうち、私が出席したのは下記の4つのセミナーです。
※過去のセミナーですので、現在は募集していません、ご注意ください。

第2回 初心者向けブログアフィリエイト&SEO勉強会
講師:敷田憲司さん 開催日:2016年5月15日

コンテンツSEO はじめの一歩 ~収益アップに効くオウンドメディア立ち上げ方法~
講師:敷田憲司さん、岡崎良徳さん 開催日:2016年6月12日

コンテンツSEO 第2段 ~Webメディアとライティングと編集・マネタイズについて~セミナー
講師:敷田憲司さん、岡崎良徳さん、OKPさん、こまめさん、石田健介さん 開催日:2016年11月19日

コンテンツSEO 第3段 ~読まれる記事と実践的なSEO~セミナー
講師:染谷昌利さん、敷田憲司さん 開催日:2017年4月22日

鈴木さんのセミナーに出ていた人達、本当にスゴい人達だった

鈴木さんのセミナーに出てきた講師の方は、鈴木さんのメガネにかなう、素晴らしい人選でした。

僕が会えなかったホンモノは、ここにいたんだなということもわかりました。

今から思えば、「自分でビジネスをやっている人がいちばん真剣」ということだったんですよね。

講師の方々もそれぞれご活躍のなかで、偶然にも参加されていた講師の方々が書籍を発刊することになったのが、2018年11月20日でした。

同時に2冊も。

講師だった染谷昌利さんや石田健介さんは、#のんくら本 こと「Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]」に、共著者として参加されています。この本の著者は4人いて、のんくら(早川 修)さん、 a-ki さんです。

Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]

Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]

  • 作者: のんくら(早川修),a-ki,石田健介,染谷昌利
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2018/11/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る


岡崎良徳さんや敷田憲司さんは、#できスタ こと「できるところからスタートする コンテンツマーケティングの手法88」に、共著者として参加されています。この本の著者も4人いて、岸智志さん、そして私もこの本の共著者として担当させていただきました。

できるところからスタートする コンテンツマーケティングの手法88 (できスタ)

できるところからスタートする コンテンツマーケティングの手法88 (できスタ)

  • 作者: 敷田憲司,岡崎良徳,岸智志,納見健悟
  • 出版社/メーカー: エムディエヌコーポレーション
  • 発売日: 2018/11/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る

偶然っておそろしいですよね。この通称「のんくら本」は、発売前にAmazonは在庫切れで、いまメチャクチャ売れまくっている本です。

染谷さんやa-kiさん、敷田さんに触発されて書店周りをしました。発売当日の様子はこんな感じでした。
togetter.com

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のんくら本とできスタのイメージ

SEOを学んだことで、自分に新しい仕事を創ることができた

実際にやってみて、SEOの深い知識やテクニックが追究されるのは、相対的に競合が強いからだということがわかってきました。

検索ニーズはあるけれど競合が少ないテーマを、ビジネス・サービスから創ったらどうだろうか?

僕は、鈴木さんからSEOをはじめたウェブマーケティングについていろんな学ぶ機会をもらったことで、Sランクの人と自分の差がより具体的にみえてきました。

SEO単独では難しいと感じましたが、「ビジネスを創って・ウェブで売ること」には、自分の適性が活かせるかもなと感じました。

そうした経緯もあり、僕は、いま自分の会社で「経営・マーケティング顧問」というサービスを提供しています。
ビジネスやサービスをこれまでから少しだけポジションを変えて、ウェブを主体としたマーケティングの支援をするという仕事を創ることができました。

できスタでは、こうした企業のビジネスとウェブマーケティングをつなぐパートを書かせていただきました。

まとめ

鈴木利典さんには、何か新しいチャレンジする時に本物に師事することで、いろんなチャンスが生まれるんだという経験をすることを教えてもらいました。また、1番最初にSランクの人達を紹介いただいたことで、中途半端な情報に惑わされることなく、前を向いて進むことができました。ありがとうございました。

僕が出席した最後のセミナーから1年半が経過し、鈴木さんも北海道に拠点を移されて、新たなサイトを試行するなどされています。最近出たnoteの記事が優良なので紹介しておきます。
note.mu

敷田憲司さんには、ビジネス立ちあげ初期の良き伴走者として、そして現在ではよきビジネスパートナーとして、さまざまな支援を受けています。どんなことにも一生懸命で、インターネットに対する愛を忘れてはいけないことを教えてくれます。今回の機会も敷田さんからいただきました。本当にありがとうございました。

s-supporter.hatenablog.jp


岡崎良徳さんには、僕が目指すべき先にある、企業とウェブのつなげる方法を教えてもらいました。
セミナー以外の場で何か一緒にできたらいいなと思っていたので、今回の機会は本当に嬉しかったです。

追記:岡崎さんは、なんと12/6に合同会社サイトアクセルを立ちあげられました。ウェブ運営に悩む企業の方々は、下記のサイトをご覧ください。
siteaxel.com


共著者の岸智志さんには、紙媒体とウェブ媒体のライティングを融合した世界を見せてもらいました。新しく出会えたことに感謝いたします。

岸さんは、原稿制作専門会社という、ユニークかつ、みんなが困るコンテンツ制作の支援を行っています。
swh-writer.com


染谷昌利さん、石田健介さんには、新しい世界と出会いをいただきました。
のんくらさんやa-kiさんの完成された本をみて、目指すべき道の遠さを、また教えられた気がします。今後何かで係われることを楽しみにしています。

OKPさん、こまめさんには、登山、カメラ、モバイルPCという、紙媒体出身のキャリアを自分の興味や専門性につなげる形で実践されていて、編集・ライターの能力を活かせる場や方法がある事を認識させてもらいました。紙媒体のライター出身の自分としては、非常に勇気づけられました。

この記事に触発されて、登山&カメラをはじめました。
moognyk.hateblo.jp

think pad購入前に参考にしているサイトです。
little-beans.net


鈴木さんのセミナーでお会いした松村正樹さんには、セミナーが終わった後も、SEOを学ぶ同期として等身大のおつきあいをさせていただきました。色々な形で支援いただき、感謝しています。
www.mm-nankanoffice2.com


また、冒頭のインハウス広報時代に、コンテンツマーケティングの世界を教えてくれたのは、できスタ1冊目の著者である栄前田勝太郎さんでした。
栄前田さんとは、企業とウェブをつなぐパートナーとして、いろいろな道を切り開くことができました。ありがとうございます。

ビジネスとウェブをつなぐノウハウを練り上げる機会をいただいたクライアントのみなさまに感謝いたします。BtoBにマーケティングを持ち込むというのは、クライアントの理解あってのものだったと考えています。

特に、建築再構企画の佐久間悠さんには特別に感謝の気持ちを述べさせていただきます。

最後に、マーケティングにおける最初の書籍を世に出すため、メンバー総出で支援してくれたフリーランチのメンバーのみんなに感謝します。
マーケティングのノウハウをこれまでよりももう一歩、わかりやすい図版に落とし込むことができました。

本当にありがとうございました。

納見 健悟

できるところからスタートする コンテンツマーケティングの手法88 (できスタ)

できるところからスタートする コンテンツマーケティングの手法88 (できスタ)

  • 作者: 敷田憲司,岡崎良徳,岸智志,納見健悟
  • 出版社/メーカー: エムディエヌコーポレーション
  • 発売日: 2018/11/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る

できスタの内容については、こちらの記事に詳しく書いています。
www.archikata.net

共著で書籍を出版します-「できるところからスタートする コンテンツマーケティングの手法88」2018年11月20日発売! #できスタ

2018年11月20日に発売の「できるところからスタートする コンテンツマーケティングの手法88 (できスタ Vol. 2)
(株式会社エムディエヌコーポレーション)」という、コンテンツマーケティングをテーマとした本に共著者として参加しました。

コンテンツマーケティングの書籍はいくつもあるなかで、本書は4人の特性の違うSEOやライティングのプロが、特性を活かしてコンテンツマーケティングを解説しています。


この記事では、執筆者の1人として、 できるところからスタートする コンテンツマーケティングの手法88の見どころや執筆者の紹介などをお伝えします。

できすた コンテンツマーケティングの手法88の概要

この本のテーマである「コンテンツマーケティング」は、ウェブに記事などのコンテンツを公開することを起点に、
自社のサービスや商品の認知度をあげたり、ファンを増やしたり、購入などのコンバージョンにつなげることを指しています。

ザックリ言うと、検索流入(SEO)に主眼を置いて、集客・成約につなげることです。
※ザックリ言い過ぎて、本当に怒られそうですね…。

コンテンツマーケティングという言葉が示す対象は広く、ブロガーやアフィリエイターなど、色々なスタイルが存在していますが、本書では、主に自分でビジネスをやっているフリーランスや中小企業・ベンチャー経営者、自社の商品やサービスをWeb経由で集客したいマーケティング担当者などを対象としています。

アフィリエイトやアドセンスの書籍と何が違う?

SEOに関する考え方など、アフィリエイトの書籍と共通する部分もありますが、最大の違いは自分(自社)の商品やサービスを売るという部分です。

たとえば、アフィリエイトの場合は何を売るかどんなテーマにするかなどは、自分の特性に応じて選ぶことができます。

ジャンルと商材を適切に選べれば、競合となる(アフィリエイター)のなかで、いかに自分が勝つかが主眼となります。

競合に「検索で勝つ」という部分が、アフィリエイトの非常にレベルの高く、ノウハウの濃い部分でもあります。


一方、企業におけるコンテンツマーケティングの場合は、ウェブ以外の部分に課題があることも多く、肝心の商品やサービスがきちんと魅力の伝わる商品になっていない場合もあります。

企業におけるコンテンツマーケティングは、アフィリエイトのように競合と「検索結果」で凌ぎを削るという部分は初期段階では重視されない傾向にあります。

どちらかと言えば、コンバージョンにいたるまでの、ウェブ以外の自社のビジネスプロセスや商品・サービス自体も含めて最適化することが大切なのです。

ビジネスにコンテンツマーケティングのノウハウを活かすには?

本書は、企業のコンテンツマーケティングにおける全体最適化のノウハウが紹介されており、ビジネスとウェブをつなぐ実践的な内容が紹介されています。

ビジネスのなかにウェブマーケティングをどのように組み込めば良いのか。
自社のサービスや商品をウェブで売るためにはどうすればよいのかを起点に、実際にウェブに人を呼び込むところまで書いていることに特徴があると言えるでしょう。


また、「できることからスタートする コンテンツマーケティングの手法88」は、コンテンツマーケティングに関する88のノウハウを、ノウハウ毎に完結するようにまとめられています。

1つのノウハウあたり、2~4ページで整理されているので、
自分の気になるところや、弱点だなと思う部分から、実践することもできます。

アクションベースで、読み終わったらすぐに改善したいと考える方にもオススメできます。

できスタ コンテンツマーケティングの手法88の掲載イメージ
できスタは、88のノウハウが、ノウハウ完結型でまとまっています

できスタ コンテンツマーケティングの手法88はこんな人にオススメ

  • マーケ担当者として、コンテンツマーケティングを成果につなげる方法を知りたい方
  • 中小企業・ベンチャー経営者で、ウェブで集客をして売上につなげたい方
  • BtoB なのでウェブでは集客できないと思っている経営層を、説得したい方
  • 自分のビジネスにつながる顧客を、ウェブを通じて集客する方法を知りたい方
  • コンテンツマーケティングのしくみと実践を1冊で把握したい方

できすた コンテンツマーケティング88は、どんな人が書いているの?

この本は、4人のコンテンツマーケティングのプロにより書かれた本です。
それぞれ得意分野の異なる執筆メンバーですので、簡単にご紹介します。

敷田憲司さん

敷田さんは、できスタ1冊目の「できるところからスタートする コンバージョンアップの手法99 (できスタ Vol. 1)」を執筆され、本書の筆頭著者として、ほぼすべてのパートに係わられています。

フリーランスのSEOコンサルタントで、はてなブログの「検索サポーター」でも、有益な情報を発信されています。

敷田さんのネットワーク、対応できる幅の広さが、本書の構成や執筆メンバーを可能にしたといえるでしょう。

岡崎良徳さん

私がこれまであったSEOコンサルタントのなかで、もっともロジカルなのが岡崎さんです。

岡崎さんの単著本「効果がすぐ出るSEO事典」や、セミナーでの説得力は抜群で、本書の企画会議でも、岡崎さんのスマートな取りまとめに助けていただきました。

ロジカルに立案し、現場の事情を考えて超現実的な解決策を駆使する。結果を出したいなら、岡崎さん以上の方はいないでしょう。

岸智志さん

岸さんは、スタジオライティングハイという原稿制作プロダクションを運営されています。
紙媒体出身でウェブに精通したライティングのプロが、「書く」をテーマにまとめたパートは秀逸です。

自分が書くときだけでなく、執筆を依頼する際やチームメンバーの育成にも役立つ、優れたパートだと感じました。

余談ですが、我々執筆者のなかでも、岸さんの執筆スピードが群を抜いて早かったです。

共著者のなかでの私(納見)の立場は?

コンテンツ作成のプロがいるなかで、私は主にBtoBのコンテンツマーケティングのパートを担当させていただきました。
私は以下のような立場から、執筆させていただいています。

コンサルティング会社のインハウスのマーケターとしての経験
建築のコンサルティング会社というマニアックなサービスのマーケティングを担当していました。
いちばん苦労したのは、経営層にコンテンツマーケティングに関する承認を得て、予算を獲得することでした。

成果への道筋がわかりにくいコンテンツマーケティングをどう経営層に理解してもらうのかを、マーケティングマップやペルソナ作成など、具体的な事例をベースに紹介しています。

BtoB企業への経営・マーケティングのコンサルティング実績
現在はマーケティング顧問という形で、BtoB企業のサービスの立案からコンテンツマーケティングでの集客まで、顧問形式でサポートしています。

経営層やマーケティング担当者に実践して効果をあげてもらうノウハウを、今回の本でも紹介しています。

紙媒体のライター、Webコンテンツを作成してきた経験
日経新聞系の専門誌「日経アーキテクチュア」などで、自らが担当してきた「週刊施設参謀」や「フリーランチ流仕事術」などの編集・執筆も行ってきました。

コンテンツの執筆については、私よりも専門性の高い、岸さんが非常にわかりやく解説されていますので、
私はインハウスのマーケティング担当者の経験を活かして、執筆経験のない社員にいかに執筆してもらうか?という観点で解説しています。

できスタ コンテンツマーケティングの手法88の見どころは?

コンテンツマーケティングで実践的なノウハウを知りたいという方に取って、自信を持ってお勧めできる書籍です。
基本的にはことはもちろんですが、かなりレンジの広い施策・ノウハウをカバーしていますので、きっとあなたの役に立てるはずです。

そのなかでも、僕が面白いのでは?ないかと感じたポイントを紹介します。

ライティングについて、多角的な観点から紹介している

・ライティングのテクニックを解説した岸さんのパート
・外部ライターのリクルーティングやオーダー方法をまとめた岡崎さんのパート
・インハウスで社内担当者に執筆を依頼する方法をまとめた納見のパート

さまざまなシーンで必要となる「書く」についてのパートが充実しています。

ビジネスとウェブマーケティング両面から考えている

ウェブで集客するノウハウを知ることができても、実際に組織で実践するには説明責任・合意形成・成果報告が必要です。

法人の場合は、「稟議」というものが存在しています。
個人ブログのように「まずはやってみよう」が許されず、初期段階からロジカルに施策を回していく必要があります。

そんな方のために、組織のリソースをうまく活用し、経営層の理解を得ながら、コンテンツマーケティングを実践する。現実的な手法が紹介されています。

まとめ:できスタ コンテンツマーケティングの手法88は、11/20発売!

できるところからスタートする コンテンツマーケティングの手法88 (できスタ Vol. 2)
」コンテンツマーケティングをこれからはじめようと思っている方や、自分の会社やビジネスで成果をあげたい方には、この本は自信を持ってお勧めすることができます。

ぜひ、購入していただき、あなたのビジネスやあなたのウェブマーケティングの成功に役立ててください!

できるところからスタートする コンテンツマーケティングの手法88 (できスタ Vol. 2)

できるところからスタートする コンテンツマーケティングの手法88 (できスタ Vol. 2)

  • 作者: 敷田憲司,岡崎良徳,岸智志,納見健悟
  • 出版社/メーカー: エムディエヌコーポレーション
  • 発売日: 2018/11/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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コメントや感想を @archikata までお待ちしています!

36歳で大規模シェアハウスに住んだら、カナダ人の彼女に出会い国際結婚しました

こんにちは、あるきかた( @archikata )です。
今日は働き方の記事ではなく、一昨日に入籍をしたので、報告も兼ねて記事をかくことにしました。

お相手は、大規模シェアハウスで出会った台湾系のカナダ人の方です。

大規模シェアハウスってどんなところなの?

私たちは、ワールドネイバーズ護国寺という大型シェアハウスで出会いました。180人もいる大型のシェアハウスで、都内でも有数の規模のシェアハウスでした。

シェアハウスのオープニングメンバーは家族みたいなつきあいができて、非常に密度の濃い人間関係の場でした。

僕は当時、建築系のライターとしてシェアハウスの特集なんかを企画していたので、シェアハウスの情報をいろいろと持っていました。

ふらふらしている知人が、東京で住む場所を探していたので、この運営会社の情報を知らせて、内覧会に同行したのがきっかけでした。

単純にたくさんの人間が住むシェアハウスが面白そうだったので申し込んだのですが、「ワールド」という言葉はなんか小洒落たマンション名くらいな認識でしかありませんでした。

入居を申し込んだときは、外国人と結婚することになるなんて想定もしていませんでした。

シェアハウスでの出会いは?

後に結婚相手となる彼女は、1ヶ月遅れでこのシェアハウスにやってきました。台湾系のカナダ人である彼女は、ワーキングホリデーで日本にやってきました。

「なんでこのシェアハウスにしたの?」という質問に、外国人の審査がゆるかったからだそうです。

僕はフリーランスで受託先に行ったり行かなかったりで、彼女はワーホリでヒマしていたので、日中一緒に出かけたりしていました。

お互いSNSに出かけた先の写真をアップしたら、あの二人は怪しいとシェアハウス内にあっという間に噂が広まりました。

この時は、そもそも「つきあう」という習慣が日本以外にはあまりないので、いわゆる「デーティング」というお互いを知るお試し期間という感覚だったのだと思いますが、この時はシェアハウスって、けっこう面倒くさいかもと思いました。

黙っていてもどうせいろいろ言われているので、つき合って数週間でつき合っていることをオープンにして、シェアハウス公認のカップルとなりました。同居人同士の最初のカップルでした。

シェアハウスで交際は、距離の縮まるのが早い

同じ場所に住んでいるけど、同棲ではないというつきあい方は、とても安心できるものでした。シェアハウスでの交際は、自分と相手だけでなく、まわりのシェアメイトとの関係もみることができますし、相手も見ています。

彼女の好きなところはたくさんありますが、とても密度の濃いつきあいで、隣にいるのが自然に感じるまで時間はそうかかりませんでした。

社会人で、知人の紹介などのきっかけでつきあい始めて、週1回デートするというのとは違った関係性ができていくように感じました。

リビングで毎日顔を合わせますし、お互いの部屋を行き来することもあるし、ケンカしたときはそれぞれ違う場所でクールダウンする時間をとることもできます。

社会人の週1回のデートを毎日しているのが、シェアハウスでの恋愛なんだと思います。距離の縮まり方が早いので、結果を出したい方にもオススメです。

つきあってから3年半、何してたの?

このシェアハウスは非常に交際率が高く、後にいろんなカップルが生まれました。

シェアハウスでは部屋は別ですが、生活のなかの姿勢や価値観がよく伝わるのでわりと短期間で結婚にいたるカップルが多かったように感じました。

合コンするよりもシェアハウスに住む方が、前向きなつきあいが生まれるのでオススメです。

私たちより後につき合ったカップルが早々と結婚を決めていくなか、私たちは何をしていたのかというと…。

起業・複業で結婚のプロジェクトが後回しになった

シェアハウスには出会い以外にも、仕事面で刺激をもらえる場所でした。当時受託メインのフリーランスとして行き詰まりを感じ、方向性を模索していました。

シェアメイトにアドバイスを貰いながら、起業に踏みきることになりました。

複業中の起業だったため、生活が破綻しかけました。

起業の最初の2年間ははじめてのことばかりで、なかなか自分の時間を作ることができませんでした。売上は確保できているものの、継続性の見込まではたっていませんでしたので、先の事を考えられる状態になれなかったというのもありました。

彼女が網膜剥離になった

一緒に暮らしはじめて最初の年に、彼女が網膜剥離になりました。

朝起きると「なんか視界が欠けてる」と言って、冷静ながら緊急だと訴えていたのをよく覚えています。網膜剥離になるかもしれないという自覚症状はあったそうなので、病名が特定できたので初動は楽でした。

ただ、日本になじみの病院がなかったので、急遽病院を探すことになりました。有名な病院に行ったにもかかわらず、最初の手術に失敗して、長い闘病生活がはじまりました。

検査して手術説明を受け、手術をし、1週間弱入院する。こんな暮らしが繰り返されるようになりました。

自分には近くに家族がいるけど、相方には助けてもらえる家族がこの国にはいないんだよな。海外で暮らすって、不安だよなと感じました。

入院中には元シェアメイトにもたくさんの励ましをいただきました。

仕事の合間に病院に通ったり、思うように回復せずに仕事に穴をたびたび空けてしまい、かと言って当事者はもっと大変なわけでしんどいとも言えず、けっこう気が参っていました。

お見舞いに来てくれたシェアメイトと話している時に、「私たちはどこにいても家族だから」という言葉をかけてもらって、本当に救われた気がしました。

この時、励ましてもらったシェアメイトに、結婚の証人もお願いしました。この方には人生の先輩として要所要所で本当に助けていただきました。

まだ、眼は完治していないですが、今後もゆっくりとつき合っていきたいと思っています。

これからどうするの?

手続きにいろいろと時間がかかりましたが、入籍はプロセスの1つでしかありません。これからどうするかという問題があります。結婚すること自体に迷いはなかったのですが、やっぱりバックグラウンドが違うと将来的には課題が山積みです。

結婚式をどこでやるか問題

目下のところ一番の課題です。
親族だけで簡単に済ませばいいんじゃないの?といいたいところですが…。

お互いの親族の状況を確認してみると。

彼女の祖母は台湾。母はカナダ。叔父・叔母はオーストラリアシンガポールアメリカに移民しているので、バラバラに住んでいます。

私の場合は、妹夫婦もやはり国際結婚していてアメリカ在住、叔父さん家族はフランスでくらしています。

親族でひっそりやるのですら、アジア、北米、ヨーロッパと地理的な壁があります。

中間地点はハワイかなとも思って検討していたのですが、僕が研究のためシリアに入国歴があり、アメリカには入国できない(しにくい)状態です。この規定、いつまで続くんでしょうか…。

国際結婚における生活の拠点はどうする?

ふたりが出会った場所は日本ですが、ずっと日本にいるかは決まっているわけではないですよね。

3年半一緒にくらしてきて、日本という国は、決して相方にとっては住みやすい国ではないのだろうなと感じています。役所なんかの手続きは外国語対応しておらず、複雑な申請はやはり面倒な環境にあるように感じます。

日本人としては複雑な気持ちがないわけではないのですが、僕自身も海外でリサーチしたり、50~60ヵ国を旅してきて、働いて暮らすという部分については、日本は必ずしも恵まれた国ではないと思うからです。

ただ、自分のスキルセットが日本でできることに特化しつつあって、日本で起業したビジネスオーナーとしても、将来的になにができるのかはちょっと妙案が思い浮かばないなと感じています。

けれど、そもそも5年前に複業をはじめたときに、複業で複数の会社を行き来することロールモデルなんてほとんどありませんでした。

今回の国際結婚に関してもこれまでとは違う働き方を確立するチャンスなのかもしれないと感じています。面白いことが見つかるかもしれないというポジティブな気分でいます。

来月(7月)バンクーバーに行ってきます

相方が育った街を実際におとずれてみて、自分が何かできる可能性があるのかじっくり考えてみたいなと考えています。

いまはクライアントともオンラインのやり取りで完結する相手も多いので、普通に現地で今やっている仕事もしてみようと思っています。

バンクーバーのオススメの見どころやコワーキングスペースがあれば、ぜひ教えてください。

なにはともあれ、1つの区切りがついて、これからは面白い組み合わせの夫婦として頑張っていきたいと思っています。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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フリーランスが会社員のパートナー(夫や妻)に説明すべきお金に関する3つのポイント

 

フリーランスと会社員の共働き夫婦では、お金に対する価値観の違いが問題となるという話を聞きます。
 
私も独立やフリーランスの事業運営の相談に乗ることが多いのですが、パートナーとの価値観の摺り合わせは、気持ちよく仕事に専念するためにも重要な問題だと感じます。
 
この記事では、会社員からフリーランスになり、かつ会社員のパートナーがいる私(@archikata)が、フリーランスと会社員の共働き夫婦がパートナーと合意しておきたい3つのポイントをまとめました。
 
 

お金の貰い方が違うと考え方も変わる

会社員とフリーランスでお金の感覚が異なるのは、経費と税金の概念が2つの働き方で違う事にあると感じます。
 
以前働き方のイベントで話したときのスライドを紹介します。 
 

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お互いの価値観を摺り合わせるために一番大切なポイントは、フリーランスは、課税前に経費を計上できることです。
 

フリーランスがパートナーと合意しておきたい3つのポイント

こうしたお金の貰い方の違いから発生する価値観の違いを埋める、3つのポイントを紹介します。

1,収入は「事業」に投資するべきものであり、すべては使えないこと

フリーランスの場合、クライアントから振り込まれた金額をそのまま使えるわけではありません。業務報酬の一部を、未来の売上につながる投資にあてなくてはいけません。
 
プログラマであれば自分のサービスやアプリを作るために投資するのかもしれませんし、クリエイターならポートフォリオサイトが将来の売上を生むために必要なものかもしれません。
 
BtoB相手のフリーランスは知人の紹介をツテに仕事を獲得するのももちろん正攻法ではあります。しかし、差別化したサービスや実績を見える化することに投資しておくことで、新規の顧客の獲得に必ず貢献するはずです。 

2,余った金額を運転資金として確保しておかなくてはいけないこと

フリーランスの場合は、いつ売上がなくなるかはわかりません。
会社員と違い、自分が仕事を辞める意志がなくても、契約がなくなったり、仕事の引き合いがなくなったりで、売上がなくなることは大いにありえます。
 
在庫を持たないビジネスだったとしても、少なくとも半年くらいは生活できるような運転資金は必要です。
 
なぜならフリーランスは一度売上が途絶えてしまうと、新しく仕事を受注できたとしても、報酬が入金されるまでにタイムラグが発生するためです。
 
会社員の感覚だと、余ったお金は貯金しておこうとか、計画的に積み立てていこうということになると思います。場合に寄っては、夫婦の共有口座に決まった額を入れましょうという話になるかもしれません。
 
フリーランスのような事業をやっている人間にとって、キャッシュは生命線です。儲かっている時も、そうでないときも運転資金を確保できるよう配慮してあげてほしいものです。

3,費用対効果の見込めない出費は極力避けたいこと

プライベートでも事業に関係がありそうなアクティビティを仕掛けていきたいものです。フリーランスにとっては、休暇と労働の境目がなくなるような暮らしが理想です。
 
個人的に嫌なこととしては、ビジネスと関係なさそうな海外のリゾートなんかに2人で出かけるようなことです。
 
駆け出しフリーランスにとって、投資にならないキャッシュアウトは正直なところしんどいものです。
 
一番良いのは、休暇で訪れた土地で人脈を作って、スモールビジネスをやってみるとかでしょうか。
 
フリーランスは誰とでも、どこでも、どんな仕事でもできるのが強みです。休みや場所にこだわらず、新しい事業の種を探してみるのもいいかもしれません。

お金のルールが変わることはパートナーと早い段階で合意しよう

この記事を書いたきっかけは、フリーランス仲間から相談を受けたことでした。
 
実は私自身も、会社員からフリーランスになった時に、当時同棲していた彼女にこうした売上と経費の概念の理解も得られず、残念ながら別れてしまいました。
 
事業をはじめるまでに極力キャッシュアウトを抑えたいということは自分の都合ではあるので、成功の算段がないのにパートナーに理解を得るのは本当に難しいことだとは思います。
 
また、会社員からフリーランスになったばかりだと、仕事をしてから入金されるまでにタイムラグが発生します。私の場合は、最初の仕事が雑誌のライターの仕事で、編集部に伺って入金されたのは半年以上立ってからでした。
   
当時の彼女からは、「家で仕事しているフリをするくらいなら、マックでもいいからバイトしてくれ」とずっと言われていました。
 
働いているのにお金が入ってこない。自分が情けなくて本当につらかったです。
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フリーランスも事業主、しっかり「経営」しよう

私はフリーランスをへて、会社経営者へと立場を変えました。
 
会社経営をしてて特に感じるのは、フリーランスでもある程度の経営計画を立てておいた方がいいということです。
 
月次で管理するのが難しければ、四半期に一度くらい売上計上をして、戦略的に投資をしましょう。どれくらいの税金や社会保険料が発生するのか様子を見ながら計画的に手元に残るお金を管理しましょう。
 
できれば自分で稼いだお金から自分に給料を払うように、一定の事業運営のための経費や営業やマーケティングのための投資金額を差し引いた金額を、別の口座に振り込むといいでしょう。
 
最初はめちゃくちゃ面倒だと思いますが、自分以外の誰かに説明する上でも、大切なことだと思います。
 
いまのパートナーも会社員ですが、お金の使い方や、働き方の概念についてはかなり念入りに話しあいました。
 
つき合っている間に法人化して経営者になったので、さらに迷惑をかけたと思います。とても理解してもらって、恵まれているなと感じます。
 
 
とここまで書いて相方に原稿を見せたところ、「いまでもむかつく時はあるけどね」、と言われました。それでも、理解してもらえる我が家は恵まれているなぁと感じるのです。
 
フリーランスは、個人事業主とも呼ばれます。みなさんも個人「事業主」として、最重要ステークホルダーのパートナーへの了解をうまく取りつけてみてくださいね。

2社で働く「複業」を5年間続けて感じた5つのポイント

こんにちは、あるきかた( @archikata )です。

私は5年間、複業という形で2つの会社で働いていました。

2つの会社の名刺を持ち、それぞれの会社に作業場所があり、2社を行き来する毎日を送ってきました。1つの会社ではマーケティング担当として、もう1つの会社では経営者として仕事をしています。

この記事では、この「複業」という新しい働き方で苦労したことや、やってみないとわからなかったことを5つのポイントにまとめています。 

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2社で複業しながら感じた5つのこと

1,成果を最大化するために、働く時間はまだらになる

2社で働くといっても、月・水・金はA社、火・木はB社みたいな働き方にはなりません。

曜日ごとに何かをするというのは時間給の働き方であり、最終的に労働集約型の働き方に行きついてしまいます。時間という投入資源で制約がある複業社員は、このような働き方では成果があげにくくなります。

5年間続けてきて、最終的には1日の中で2社の仕事を職場にかかわらず、優先順位の高い順から手をつけていくという働き方にいきつきました。

以前の記事で時間家計簿を公開したように、いつどのくらいの時間、どちらの会社に対して時間を費やしているのかを管理していました。

2,長くコミットするほど、満足度が下がっていく

成果で働いていると成果が出る部分と出にくい部分がわかってきます。投入する時間が限られているこの働き方では、人海戦術的な効率の悪い作業から離れる必要があります。

長い時間コミットしていくと自分に対する支払額は短期的に上がる反面、時間当たりの成果が下がるため、満足度が下がる傾向があります。社員として働く時よりもやるべきことと、やるべきでないことを切り分ける必要があります。

3,最大の報酬はお金よりも、自由と裁量

時間と場所の制約がこの働き方のボトルネックです。いつどこで働くかを決める権限と決済までの時間を短縮できないと、成果がまったく出せなくなります。

社員にならないかというオファーをいただいたり、1日オフィスにいると10万もらえる(いわゆる人日10万)というオファーをもらったりしていたのですが、オフィスに1日8時間いることで、他の仕事が回らなくなるデメリットのほうが大きいと感じて断っていました。 

4,コミットメント期間は定めたほうがいい

このような働き方は特殊なものなので、終わりがくることを想定しておいたほうがお互いにとってメリットが大きいと感じました。

コミットメント期間(1~3年)と目標を定めて、どのような成果をあげるのかを双方で丁寧に合意する形がよいのではないでしょうか。コミットメント期間中に次のコミットメント目標が見いだせた時には、新しいコミットメント内容で契約を更新するという形です。

この場合のコミットメント目標というのは「請負」的なものとはニュアンスが異なります。

どちらかというと正しい成果主義・成果報酬のあり方に近く、どのように成果を規定し、達成度をどのように測るのか、成果の障害となり得るものをどのように排除するのかが鍵となるように感じました。

このコミットメント期間という考え方は、

ALLIANCE アライアンス―――人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用という本に詳しく書かれています。糸井事務所の篠田真貴子さんが監訳されていて、企業と個人(フリーランス的)のあり方の1つのモデルとして、大いに参考になりました。

 

ALLIANCE アライアンス―――人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用

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  • 作者: リード・ホフマン;ベン・カスノーカ;クリス・イェ,篠田真貴子;倉田幸信
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2015/07/10
  • メディア: 単行本
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5,1人だけ「リモート」が成り立つ環境構築ができるかが成功のカギ

自社システムでリモートワークができる環境にあるなら幸せですが、そうした環境にないケースでは、自力で環境を構築する必要があります。

Gmail(+INBOX)やslack、Dropboxやevernote、Googleカレンダー、ハングアウトやSkypeなどのオンラインサービスの恩恵を最大限活用し、SIMカードが刺さるデバイスを持ち歩くことで、場所に依存しない働き方をつくりだすことです。

実際に私の仕事は、これらのサービスに支えられ、いつでもどこにいても働ける環境を構築することで成り立っていました。

「複業」のノウハウを育てていかないと、本当の意味では新しい働き方にはなれない

「複業」という、新しい働き方を5年間実践してきて感じるのは、一般的な企業やその役員はこのような働き方を想像できないということです。

会社と個人にとって最適解を模索するのに非常に苦労しました。

自分以外にも実際にこのような働き方の相談に乗ったり、ポジションを作ったりすることもあるのですが、やはり働き方の考え方を見直さないと新しい働き方に適応するのに苦労しています。

大切なのは「複業」のノウハウを大切に育てていくことです。このブログでも、これからも「2社で働く」「複業」というテーマで記事を書いていこうと思います。

似たような経験がある方や、この働き方の疑問点があれば、ぜひコメントで教えてください。参考にさせていただき、追加で記事を書こうと思っています。

 

2社で働くために年間活動時間を集計した「時間の家計簿」を公開します

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僕が経営する会社フリーランチでは、「週2日×2社で働く」というコンセプトを掲げていますが、元々は自分自身が2社で働くことになったことがきっかけでした。

この働き方をするようになってから、自分がどの会社のどの活動に時間を使っているのかをきちんと追跡するようになりました。毎年年始めに1年の「時間家計簿」と今年の「時間予算」を定めているのですが、自身の振り返りも兼ねてこの「時間家計簿」の内訳を公開します。

2016年の全時間の使い方を公開します

僕は、Googleカレンダーに毎日の活動時間を記録していて、1ヶ月毎に集計しています。

 

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24時間を10つカテゴリのいずれかに振り分け、カテゴリ毎にどのくらいの時間を投入しているのかを計測しています。GoogleカレンダーとGTIME reportで全時間を記録しています。いわば「時間家計簿」ですね。

2社で働くようになってからは、会社員時代のように月間160時間を投入するのではなく、より少ない時間で成果を出さなくてはいけなくなりました。

自分の投入時間が下がっても成果は下がっていないのか、成果が上がっているのかを定期的にモニタリングするようにしています。

昨年の内訳はこんな感じでした。

用途月間時間数年間時間数
A社 84.8時間 1017.0時間
B社 112.9時間 1354.5時間
自己投資 42.1時間 504.8時間
家事雑務移動 99.3時間 1191.8時間
交流 70.8時間 849.5時間
余暇休暇 42.2時間 505.9時間
個人事業 3.0時間 36.3時間
GTD 10.5時間 125.8時間
時間浪費 37.9時間 454.3時間
睡眠時間 227.3時間 2727.7時間
合計 720時間 8760時間

A社

自分の会社です。建築・不動産業界に特化した転職エージェントとBtoB向けのマーケティング顧問をやっています。 経営、経理、自分の会社のマーケティング、プロジェクトなど、幅広い利用時間が含まれています。

B社

社員ではないのですが、名刺を持ってB社の広報部門全般を受け持っています。コーポレートサイト、オウンドメディアの運営、ランディングページなどのディレクション、広報誌、書籍(カスタム出版)のプロデュース、広報誌、パンフレットの作成&改訂、メディア対応など、諸々やっています。

月額固定報酬で業務を遂行しています。B社の仕事の中でも後々の関係性につながるような活動は交流にいれたり、行動計画を立てたりする時間はGTDに入れています。

自己投資

経営やマーケティングに関する情報収集、読書や語学などの自己投資の時間です。生活を豊かにするためのスキルアップや健康に関する投資も自己投資に含んでいます。

料理や週1~2回の運動や会社の近くの整骨院、ジムで交互浴するなどもこの時間に含んでいます。

家事雑務移動

家事や身支度や買い物などの雑務や、1人で取る食事や移動など非生産的な時間をここに含んでいます。移動中に語学の勉強をしたり、自転車で通勤している場合は、自己投資に振り替えています。漫然と電車の中で生産性のない時間をすごしたり、通勤で身動きができないような時間を過ごした場合だけがここに含まれています。

交流

パートナーや家族とのコミュニケーションの時間や業務上の明確な接待以外のコミュニケーションはここに含みます。同僚との情報交換も兼ねたランチの時間もここに含みます。この時間計測をはじめてから、なるべく1人でごはんをたべずにコミュニケーションに使うようになりました。

余暇休暇

「今日はマンガを読む日」と目的を決めて読んでいる場合はここに含みます。予定してないのにダラダラしてしまった場合は、時間浪費に計上しています。また、2社で働く都合上、曜日不規則で働いているので、1年に2回くらいまとめて休暇を取って、年間の休暇の時間を確保するようなこともしています。

個人事業

スクールなどの講師を務めたり、原稿を書いたりするなど、会社に関係のないけど何かにつながりそうな活動はここに含まれます。元々個人事業を営んでいたのですが、今年の場合は確定申告以外はほぼ稼働のない年になってしまいました。今年は、本を執筆したり、このブログの記事を書いたりするなどして、ここに含められるといいなと思っています。

GTD

毎日の時間を計測したり、次の日の準備をしたり、数週間先や月~年単位の目標を立てるのに使っている時間です。A社とB社の行動計画もここで立てているので、実際は両社の勤務時間に含まれる部分もあります。

時間浪費

やる気を失ってダラダラとネットサーフをしていたり、アニメを見てしまったり、朝布団から出れずに時間を過ごしてしまったり、目的を持たずに時間を浪費した場合はここに集計します。振り返っても時間の使い方がわからない使途不明の時間もここに含みます。

睡眠時間

通常の睡眠時間と二度寝や午睡の時間を含んでいます。平均睡眠時間は7時間で、睡眠は決して短くはありません。短時間睡眠を究めようとしていた時期もあったのですが、ビジネスマンとしてのステージが上がるにつれて、冴えた頭で決断する時間をいかにつくるかという方向に比重がシフトしてきたので、睡眠時間はしっかりと取るようになりました。

元旦に振り返る時間家計簿

正月にこの時間家計簿を集計して、半日くらい掛けてレビューをしていました。記事で公開しているのは大枠だけですが、個別の項目の中での無駄な時間や投入が足りなかった時間をレビューしています。

たとえば交流の時間は十分取れていましたが、パートナーとの時間は確保していたものの、友人・知人などのコミュニティの集まりにほとんど参加できていませんでした。付き合いにも濃淡が激しく、以前ほど多くの人と会えなくかった1年だと感じました。

また、A社とB社が想定よりも業務量が超過したため、自己投資の時間を大きく食いつぶすことになってしまいました。本当はパートナーの母語である中国語と、周囲から誘われていたゴルフを学ぶ予定だったのですが、年間通じてほとんど着手することができませんでした。

このように年初に前年の「時間家計簿」の振り返りをしつつ、2017年の「時間予算」も立てます。長くなりましたので、いったんこのあたりでしめたいと思います。

みなさんの時間家計簿はどのような感じでしょうか?